【このままの設定で大丈夫?】コロナショックで急落したトラリピのリスクを確認

2020/3/8現在、世界的に猛威を振るう新型コロナウイルスの影響であらゆる経済指標が下落しています。

例えばこちらは日経平均のチャートです。

続いてこちらはアメリカ版「日経平均」的なS&P500のチャートです。

どちらも3/5以降大きく右肩下がりで下落しているのが分かりますね。

そして私が運用しているCAD/JPYのチャートも大きく下落して、私のトラリピ口座の維持率が大きく下落しています。

黄色の範囲が基本トラリピのレンジです

3/5からぐんぐんと下落を続け、3/6の金曜にはついに基本トラリピのレンジを下抜けしてしまいました。そしてトラリピの口座はこのようになっています。

含み損がマイナス47.4万円維持率が512%と、私が運用してる中では過去最大級の含み損と最も低い維持率になってしまっています。

ですが私はそんなに心配していません。なぜなら私は自分のトラリピ口座のリスクをしっかり把握しているからです。

分からないと不安だし先が見えないと心配ですが、ちゃんと自分でリスクを認識できれば、きっとその不安や心配は解消できると思います。

私はいつもトラリピに搭載されているシミュレーションツールを使って自分のトラリピ口座のリスクを確認していますので、その方法をこの記事でご紹介します。

目次

シミュレーションツールで確認してみる

まずはトラリピのシミュレーションツールの使い方から確認してみます。

ツールの場所とツールでできる事

トラリピのシミュレーションツールは残念ながらパソコンからしか使えませんので、まずはパソコンからトラリピにログインし「トレード画面」にアクセスします。

トレード画面左上の「MENU」から「シミュレーション」を選択するとツールにアクセスできます。

こちらがツール画面です。

画面上に現在のレートが並んでいます

シミュレーションツールでは、画面左に並んでいる以下の項目を自由に変更する事ができ、そのシミュレーション結果をすぐに確認する事ができます。

  • レート
  • 資金
  • ポジションを追加
  • ポジションを決済
  • 日数を進める

ちなみに、上記の通り様々な数値を変更できるんですが、正直私は「レート」と「資金」しか使ったことがないです…。

使い方①:レートを変更

それでは実際に「レート」を変更しながら使い方を見ていきます。現在のCAD/JPYのレートは78.48円ですので、仮に78.00円を割った場合をシミュレーションしてみたいと思います。

STEP
画面左上の「レートを変更してみる」をクリック
STEP
CAD/JPYにチェックを入れる
STEP
変更後のレートを直接入力するか、画面下で指定のポイントずつ「上げる」/「下げる」をクリックして、変更したいレートに変更する
STEP
「登録する」ボタンをクリック

画面で見るとこちらの通りです。

今回は100ポイントずつ下げて、77.98円でシミュレーションしてみました。

結果がこちらです。

画像をクリックすると少し大きな画像になります

少し見づらいですが、上の赤枠の上段が現状で下段がシミュレーション結果となっています。結果は維持率が499%となっています。

下の赤枠内には変更内容とその結果の維持率が表示されます。

同じ要領でレートを変更していくことで、いくらにったら維持率がどのぐらいになるかを確認することができます。

ちなみに私の口座はCAD/JPYの1通貨ペアのみの運用なので、その場合は画面右下にロスカットレートが表示されます。

65.003円より下がるとロスカットになる事がわかりました。

念のため確認の為、実際に100ポイントずつ下げてみたところ、65.080円で維持率102%64.098円で維持率99%になる事が確認できました。

使い方②:資金を追加してみる

続いて今度は、資金を追加した場合のシミュレーションをしてみます。

ここでは上の維持率99%の状態で、仮に30万円の資金を追加するとどうなるかをシミュレーションしてみます。

STEP
画面左上の「入金・出金をしてみる」をクリック
STEP
「入金」/「出金」のどちらかを選択し指摘の金額を入力
STEP
「登録する」のボタンをクリック

画面はこちらです。

その結果、99%だった維持率が185%まで回復しました。

この状態でのロスカットレートは62.653円となっていますので、30万円を追加投入することでロスカットレートを65.003円→62.653円まで2.35円下げられる事がわかりました。

もちろん一気に下がった場合は追加した資金ごとロスカットになる可能性もありますので、本当に投入するかはまた別問題です。

「リスク」をしっかり把握する

これで65.003円を切るとロスカットになることが分かりました。ではその上で「不安」や「心配」の原因を確認していこうと思います。

一気に急落しないか不安

寝ている間に相場が急落して朝起きたらロスカットになってたりしないか不安…。

これはあったら怖いですよね。では不安を解消するためにリーマンショックの時のチャートを見てみましょう。

2008年7月〜2009年2月の日足チャートです

リーマンショック直後の高値を記録した日が2008/9/25で、その後の最も下げた日が2009/1/21でした。

ということはおよそ4ヶ月というけっこう長い期間をかけて段々と下落していることがわかります。また日毎の下落を見ても、1日で10円下げる、なんて日は流石にありませんでした。なので「朝起きたら65円を切ってた!」なんてことは、早々なさそうです。

しかもその間まっすぐ一方向だけに進んだりはせず、所々上げたりしながら下げている事も確認できました。

今見ると今の基本トラリピがカバーするレンジを数日で軽く上下していたりしますので、この当時の動きの幅は凄いですね…。

2020/3/2週の動きがまさにそうです。下記の通り、結果的には週の頭より週の終わりのレートの方が低いですが、週の序盤に何度か上げたところで約1.3万円の利益が出ています。

私は毎月積立でトラリピを追加していますので、仮にリーマンショック級の下げ相場に今後なっていったとしても、所々利益を出しながら下落していくことになると思います。

という事で、1日とかで一気に下落することはなさそうだし、途中で資産を追加する余裕もありそうだし、チャートの動きによっては利益を出しながら下がることもありそう、という事が確認できました。

いつかレートが65円を切らないか心配

今日明日でいきなり65円を切らなさそうということは確認できましたが、でもこのままどんどん下落していって、いつか65円を切らないか心配…。

私にはこの先のチャートがどうなるかを予想することはできませんが、過去のチャートを参考に想像することはできます。

こちらが2002年から現在までのCAD/JPYの週足チャートです。

2002年以降最も下げたリーマンショック後のレートでも68円は切っていないのが確認できると思います。一番低いところで68.372円でした。

もちろんこれはあくまで過去のチャートなのでこの後こうならない保証はありませんが、個人的にはそこまでの下落にはならないんじゃないかと思っています。

明日急に65円まで下落するかも?

確かに上で確認したのはあくまで過去のチャートなので、今回のコロナの影響で明日いきなりCAD/JPY65円を切る可能性はゼロではありません。

Lのアイコン画像L

でもそれを言い始めたら投資はできません。

私はトラリピのシミュレーションツールや過去のチャートを参考にして「明日いきなりCAD/JPYが65円を切る」ことはなさそうだなと考え、万が一そうなってしまうリスクを覚悟の上でトラリピを運用しています。

まとめ

ということで、この記事ではトラリピのシミュレーションツールの使い方と、それを使って私がどのように自分のトラリピ口座のリスクを確認しているかをご紹介させて頂きました。

まだまだ今後も気を抜くことはできませんが、こうやって「なんとかショック」を経験するのもとても貴重な機会だと思います。そして、それに対して自分が何を考えどう対処するのかもトラリピの運用の一部だと思います。

相場が大きく下げているこの状況において、何がリスクなのか、そしてそれがどの程度のリスクなのかを自分で把握できないと漠然と不安で心配になると思います。

そんな時はこの記事を参考に、自分で自分のトラリピ口座のリスクを確認してみるてはいかがでしょうか?きっと少なくとも漠然とした不安からは解放されると思います。


そもそもまずはこの程度の下落があっても不安にならないぐらい安全な設定で運用する事が大前提です。


追記:3/9資金20万円を追加しました!

3/9(月)は衝撃的な幕開けでした。大きな窓開けからの暴落で、一時期私のトラリピ口座も維持率400%を切りそうになりました。

わざわざ記事まで書いて大丈夫だと確認したんですが、それでもヒヤヒヤしながら過ごしたくないので、ひとまず追加で20万円を追加投入しました。これで現在ロスカットレートが63.564円になっています。必要に応じて、さらに資金を追加していくつもりです。

現金を余裕資金として持っておくことの大切さを、心の底から痛感しました。

追記:3/10さらに資金20万円を追加しました!

不安だったので念のため更に20万円を追加しました。結果ロスカットが62.007円まで下がりました。3/15の時点で維持率も596%まで回復しているので、これでひとまず安心かなと思っています。

この1週間の動きを振り返ってみると、結局74円〜77円でレンジ相場になっただけなので、結果論としては資金を追加した分でその範囲にトラップを仕掛ける、という手も可能性としてはあります。ただ、あくまでそれは結果論であって、資金を追加した分でトラップも追加して、その後更にレートが下がった場合は更にピンチになるだけなので、そんなリスクは取れません。

まずは基本トラリピの範囲まで戻ってくるまでひたすら耐え続け、今の含み損がある程度解消したところで次の戦略を検討しようと思っています。

とにかくまずはこの相場をひたすら耐え抜こう。。。

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