この記事では2021年の年明けからのトラリピの実績を毎週更新しています。
2019年1月から運用を始めたトラリピも2021年で3年目になりました。
安全運転のために広めにレンジを設定して運用を開始した2019年は、近年稀に見るボラの少ない年となりそれが原因でマイナススワップに苦しめられ、少ないボラでも対応できるよう狭めのレンジに設定を見直して迎えた2020年は、逆にコロナショックにより狭めに設定したレンジから外れてしまい利益が出ない期間が多くなってしまい、ここ2年はあまりいい結果が出ていない状況です。
それでもなんだかんだで2019年は18万、2020年は25万と年利10%前後の利益は出ているので及第点ではあるかなと思いますが、今年こそはもう少し活躍してくれることを期待しています。
そもそも「トラリピって何?」という方は、まずはこちらの記事をご覧ください。
2021年の運用方針
3年目となる2021年は、以下の方針で運用していきます。
・資金追加はナシ
・今の運用資金と設定で完全ほったらかしで運用
・CAD/JPYが全決済されたら設定を再検討 → 全決済されたので暫定的にNZDS/USDを運用
・その他相場が大きく動いた場合は設定を再検討
正直トラリピよりも利回りの良い投資先があるので、優先的にそちらに資金を集めていく予定です。
その分トラリピはなるべくほったらかしで運用したいので、なるべく労力がかからない方法で運用する為の方針です。
最新の実績を公開
まずは直近1週間の実績と最新状況です。
- 運用資金:355万円
- 今週の利益:¥0
- CAD/JPY:¥0
- AUD/NZD:¥0
- EUR/JPY:¥0
- NZD/USD:¥1,619
- 累計累計:¥170,697
- 評価損益:-¥97,710
- 維持率:915%
今週からAUD/NZDのダイヤモンド戦略を始めました。さらに230万円で運用していたNZD/USDを手仕舞いしました。
今後はAUD/NZDのダイヤモンド戦略の実績を見つつ、ポジションホールド中のEUR/JPYをいつか損切りするかプラ転まで付き合うかを眺めてます。
この記事の更新も今週が最後です。
2021年のこれまでの推移はこちらです。

設定の概要
続いて現在運用中の私のトラリピ設定の概要をご紹介します。
NZD/USDの運用を停止:2021/6/30
色々と考えた結果、NZD/USDの運用を停止しました。
どう考えてもトライオートETFの方が安定して高い利回りを維持しているので、トラリピにこだわる理由もないかなと思ったからです。
ということで含み損がちょうど少ないタイミングだったので、多少の損失もありましたが全ポジション決済しました。
それで232万円の資金が浮いたので、33万円をAUD/NZDのダイヤモンド戦略で不足していた資金に回し、残りの199万円を出金しました。
口座の残り運用資金が155万円ほどになりましたので、あとはよきタイミングでずっとホールドされているEUR/JPYの60万円を解放できればと思っています。
ということで、今後はAUD/NZDのダイヤモンド戦略だけになるので、この記事の更新はここまでで、今後はTwitterで進捗を報告していきます。
AUD/NZDでダイヤモンド戦略を開始:2021/6/28〜
大きく資金を割いている割に利回りが他の運用に比べて低いので、2021年6月の賞与が入ったタイミングでAUD/NZDのダイヤモンド戦略を始めました。
運用方針はこちら。

設定の詳細はこちら。

チャートに落とすとこんな感じです。

最終的にはある程度の損切りを出して終わる運用なので、期間限定でどうなるか実験です。
AUD/NZDの設定を変更:2021/5/17〜
AUD/NZDの設定をさらに安全にすべくハーフ&ハーフではなく買いだけに絞った設定に変更することにしました。
いつも通りあっきんさんの設定を参考にさせて頂きました。
その時点での資金を改めて計算し直しました。
元々のCAD/JPYの資金60万円 + これまでの利益3万円 = 63万円
この63万円を運用資金としてAUD/NZDの設定を変更します。
レンジ:1.030 〜 1.110
ロスカットレート:0.980
NZドル円レート:90円
運用資金:63万円
注文金額:0.1万通貨
利益:5ドル
トラリピ運用試算表の画面キャプチャも貼っておきます。


この変更を踏まえた最新の全体像は以下の通り。

6月に賞与が入ったらEUR/GBPを追加してみようと思っていますが、それまではこの3通貨ペアで進めます。
CAD/JPY→NZD/USDに変更:2021/3/14〜
CAD/JPYがレンジを上抜けしてしまったのであっきんさんを参考に暫定的にNZD/USDの運用を始めました。
私の場合資金ゼロで運用しているERU/JPYのポジションが17本残っています。トラリピ運用試算表で計算したところ、この17本のポジションを保持し続ける為には60万円の資金が必要でしたので、
元々のCAD/JPYの資金282万円 ー EUR/JPYの資金60万円 + これまでの利益10万円 = 232万円
この232万円を運用資金としてNZD/USDを運用します。
レンジ:0.710〜0.800
ロスカットレート:0.89
運用資金:232万円
注文金額:0.1万通貨
利益:5ドル
この設定でトラリピ運用試算表で計算したところ、注文本数を99本にしたところロスカットレートが0.89969ドルでしたので、この本数で進めます。運用試算表の結果はこちら。


基本の設定:2021/1月以降
2021年/1月からはCAD/JPY、AUD/NZD、EUR/JPYの3通貨ペアで運用しています。

CAD/JPYとEUR/JPYの異通貨ペアのハーフ&ハーフと、AUD/NZDのハーフ&ハーフの2本立てです。
それぞれの通貨ペアの設定内容は以下の通りです。

通貨ペアごとの設定の最新状況や詳細はそれぞれの記事にまとめています。
各通貨ペアの設定詳細
また2021年より前の実績はこちらの記事に残してあります。
まとめ
トラリピはある意味運用が落ち着いてきたとも言えるので、2021年は完全放置で運用してみようと思います。
期待していない分ハードルは低いので、せめてその低いハードルぐらいは超える実績が出るといいなと思っています。
コメント