【概要を紹介】企業型確定拠出年金(401K)の設定

この記事では、私が実際に2013年8月から運用している企業型確定拠出年金について、概要と設定をご紹介します。


目次

「企業型確定拠出年金」とは?

「企業型確定拠出年金」とは、確定給付企業年金を補う、もしくはそれに替わるものとして企業が導入している年金制度の一つで、私的年金の一つです。「企業型」とある通り、基本的には企業が掛金を負担する制度です。

漢字が多くてややこしいので簡単に表にまとめました。

確定給付
企業年金
(退職金)
企業型
確定拠出年金
(企業型DC)
個人型
確定拠出年金
(iDeCo)
掛け金企業が負担企業が負担個人が負担
運用企業が運用個人が運用個人が運用
転職した場合勤続年数次第で減額転職先に移行可能
受給額社内規定による運用次第運用次第

確定拠出年金は人によって加入できる制度が異なります。一覧にまとめてみました。

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私は会社員で、私の会社には企業年金=退職金制度はなく、その代わりに企業型確定拠出年金を導入していて、且つマッチング拠出も採用しているので、この図の③にあたります。

確定拠出年金のメリット

私が確定拠出年金そのものに対して感じているメリットは以下の3つです。

給与天引きで毎月自動積立

これは他の確定拠出年金制度でも同様ですが、一度設定すると後は毎月の給与から自動で天引きされ自動で積み立てられるので、何も考えなくても毎月着実に積立が継続されます。

私はこれまで8年以上継続してトータル360万円以上を積み立てていますが、積み立てを意識したことは一度もありません。これぞ給与天引きの最大のメリットです。

また毎月決まった日に積立が実施される為、時間分散という点でもメリットがあります。

長期運用が前提

これも他の確定拠出年金制度でも同様ですが、あくまで年金制度なので60歳以上にならないと原則受け取りができない為、必然的に長期運用が基本となります。

「長期・積立・分散」が資産運用の王道と言われていますが、この制度に乗っかるだけでこの3つが自動的に実施できています。

税制面での優遇

国としてもこの制度を広めていきたいので、以下の3点に対して税制面での優遇があります。

・掛金が所得控除の対象
・運用益が非課税
・受給時も控除の対象

運用する商品はWealthNavi等のロボアドバイザーサービスと同じですが、上記税制面での優遇がある分、拠出限度額内で運用するのであれば、確定拠出年金の方がメリットがあります。

これまでの経緯

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私の会社の導入状況

まずは私が勤める会社が導入している制度の概要をご紹介します。

私が現在勤めている会社では東京海上日動が運営する企業型確定拠出年金に加入しており、会社が毎月掛け金を拠出してくれています。さらに従業員も拠出額を上乗せできる「マッチング拠出」の制度も採用しているので、毎月会社から支給される拠出額に加えて、私の給与からも同額を天引きで拠出しています。

法令上の拠出できる限度額¥55,000/月の中で個人で拠出する額の同額を会社側も拠出するルールになっています。つまり個人で拠出できる最大額は¥27,500/月となります。個人が拠出できる限度額は給与や勤続年数によって決められていて、毎年4月に拠出額の見直しを行いその年度に毎月拠出する額を変更できる規則になっています。

改めて私が今の会社で実践している401K制度を表にまとめると、このようになります。

運営会社東京海上日動
運用開始2013/8
運用終了2044/5
全期間30年 9ヶ月
拠出額(会社) *2020/4月時点¥26,333
マッチング拠出額(個人) *2020/4月時点¥26,333

設定の変遷

続いてこれまでの私の設定の変遷をご紹介します。

STEP
2013年7月に転職し2013年8月から運用スタート

深く考えず以下の2つの商品に拠出額を配分

・バランス50(63%)
・ねんきん博士10(37%)

投資に対して何の知識もなかったので、どちらも安全=期待利回りが低い商品を選んでいました。
特に 元本保証型 の「ねんきん博士」は銀行預金の金利程度の利回りしかありませんでした…。

STEP
2018年8月までの5年間はその設定のままほったらかし

ただし毎年4月の見直しのタイミングでは最大額が拠出されるよう設定し、毎月最大額の拠出を継続

STEP
2018年8月に生命保険の見直しに合わせて、401Kの内容の見直しを思い立つ

2018年8月時点でプラス20万ほどの利益

2018年9月に上記商品を全て売却し、その利益も含めて以下の商品に預け替え

・バランス70
・外国株式インデックス

掛金の配分先を変更することを忘れていたので、引き続き変更前の商品に積立が継続されることに…。
また売却前で月平均7%前後の利回りが出ていたので、今考えると実績の良い商品は残した上で、新しい商品に掛金を集中させるとか、他のやり方もあったなと…。

STEP
2019年3月に掛金配分の変更忘れに気付き配分を変更し、合わせて新興国株式インデックスにも配分を開始

配分は以下の通りに変更

・バランス70(50%)
・外国株式インデックス(25%)
・新興国株式インデックス(25%)

STEP
2019年5月に掛金配分の変更忘れで配分していた分の商品を全て売却し、掛金の配分も以下に変更

・外国株式インデックス(90%)
・新興国株式インデックス(10%)

ここから本格的に運用スタート

STEP
2020年6月:掛け金の配分を変更

2020年3月に発生したコロナショック前後の値動きから、「新興国株式」への配分をやめて全ての掛金を「外国株式インデックス」に配分することに

・外国株式インデックス(100%)

これまでの間に購入した新興国株式インデックスは売却はせずこのまま保持していく予定です。

この通り最初からバッチリ設定していたわけではなく、5年ほどほったらかしにした上で紆余曲折を経て今の設定に落ち着いています。

最初からこの設定で運用していれば…、と思わないこともありませんが、それよりはこの時点で気付いて設定を見直すことができて良かったとポジティブに捉えています。

それぞれの商品を選んだ理由

最後にそれぞれの商品を選んだ理由をご紹介します。

確定拠出年金を運用し始めた当初は投資に関して何の知識もありませんでしたので、ワケもわからず元本保証型の「ねんきん博士10年」と、比較的安全そうな「バランス50」という商品だけをひたすら運用していました。

5年ほどそのまま運用した後、改めて確定拠出年金を見直すことにしたのですが、その時点でも残りの運用期間は25年近くもありました 。そうなると必然的に「長期」での運用になります。であれば目先の数年間の利回りではなく、長期で運用したときの期待利回りの高い商品に投資するのがよいと思いました。

そこで私の会社で導入している確定拠出年金制度で選べる商品の中から以下の3つの商品を選びました。

・長期の期待利回りの高い「外国株式インデックス」
・ある程度の分散を行う為に「バランス70」 *2019/4月で買い増し終了
・宝クジを買う感覚で「新興国株式インデックス」 *2020/6月で買い増し終了

その後、2019年5月からは「バランス70」への配分をストップし、「外国株式インデックス」に90%「新興国株式インデックス」に10%へ配分を変更しました。更に2020年6月からは「新興国株式インデックス」への配分もストップし、「外国株式インデックス」に100%を配分しています。

ちなみに「外国株式インデックス」の具体的な中身はこのようになっています。

およそ7割がアメリカ株になっています。

そして、選択しなかった「外国株式」の配分はこのようになっています。

こちらも約7割がアメリカ株で、こちらの方が若干アメリカ株が占める割合が高いようです。こちらの方がより銘柄の株も絞って且つアメリカ株に比率を集めているようですが、「外国株式インデックス」とそこまで大きく違いがなさそうなので信託報酬の安い「外国株式インデックス」の方にしました。

最後に、最初の設定で選択していた2つの商品の概要を参考まで載せておきます。

「バランス50」はまだしも「ねんきん博士10」に至っては利率0.01%なので、100万積み立てたとしても1年の運用益は100円です…。銀行の定期預金の利息並みの低さなので、これを30年続けてなくて本当によかったと思います。

まとめ

この記事では私が2013年8月から運用している企業型確定拠出年金の概要と私の設定を紹介しました。

この設定でどのような実績が出ているのかはこちらの記事にて更新しています。

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